平成25年度の実施結果

【調査研究名】「NFC歌留多」によるスマートフォン操作の簡単化とスマートハウスアプリへの応用研究

 【実施者】

愛媛大学 工学部 准教授 都築 伸二 氏

【目的】

1 NFCタグシールを張り付けたカード(本研究では「歌留多(かるた)」と呼ぶ)に、タブレットやスマートフォンをかざすことによって、目的とするアプリを実行するための仕組み(以下、「NFC歌留多アプリ」)を、流通しているシールやツールを用いて構築し、それらの使い勝手や改善点を調査する。

2 高校卒業程度の情報リテラシーを有する人が使える、「NFC歌留多アプリ」のひな型(以下、「テンプレート」)を用意し、当該アプリの使い方および、カスタマイズ指導のための講習会(以下、「NFC歌留多アプリ講習会」と呼ぶ)を開催する。講習会参加者にはアンケートを実施し、テンプレートなどの教材の使いやすさを改善する。この講習会を通じて、Androidアプリの簡易なプログラミングができるIT人材の裾野を広げる。

3 NFC歌留多アプリ講習会で指導するカスタマイズ課題は、健常者も使って嬉しい・楽しいスマートハウスアプリとする。そのアプリ開発に必要な気温モニタリングおよび電気機器制御用センサーネットワークを本講習会用に開発し、その効果を検証する。

4 開発した仕組みを用いた地域づくりへの応用、あるいはビジネスモデルを考察する。

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「NFC歌留多」によるスマートフォン操作の簡単化とスマートハウスアプリへの応用研究
報告書
「NFC歌留多」によるスマートフォン操作の簡単化とスマートハウスアプリへの応用研
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