生成AIは、テキスト、画像、音声などを自律的に生成できるAI技術の総称であり、2022年のOpenAIによる対話型AI“ChatGPT”の発表を契機に特に注目されてきました。しかし、「人類史上有数の革命」とまで言われている生成AIは、それだけにとどまらず、例えば人との対話を通じて専門的なブログラミング言語を使用せずにソフトウェアを開発したり、自動運転における車両の制御において、カメラ映像などから周囲の状況を分析しどのように制御すべきかの判断や意思決定を可能としたりするなど、様々な領域に変革をもたらすことが期待されています。
本セミナーは、生成AIを取り巻く最新の技術動向について取り上げ、参加者の皆様の生成AIへの理解を深めていただくことを目的に開催するものです。
1.開催日時
令和7年2月27日(木)
13時30分~16時40分 講演
16時40分~17時20分 情報交流会(現地会場のみ)
2.開催場所(ハイブリッド開催)
現地会場:愛媛大学 メディアホール(愛媛県松山市文京町3(愛媛大学城北キャンパス内))
オンライン会場:zoomウェビナーによるライブ配信
3.内容
(1)講演1
演題:「松尾研発スタートアップによる生成AI活用の現状と最先端の活用事例のご紹介」
講師:株式会社エムニ 代表取締役 下野祐太(しもの ゆうた)氏
概要:生成AIの本質的な特徴・日本における生成AI活用の現状と今後取るべき方向性・製造業を
中心とした生成AI活用事例の概要等について紹介します。
(2)講演2
演題:「NICTにおける多言語コミュニケーション技術及び生成AIの研究開発」
講師:国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)ユニバーサルコミュニケーション研究所
研究所長 内元 清貴(うちもと きよたか)氏
概要:大阪・関西万博に向けて研究開発と社会実装を進めるNICTの自動同時通訳技術、及び、日本社会の安全性に貢献することを目指す生成AIの技術を中心に、NICTにおける研究開発の概要を紹介します。
(3)講演3
演題:「ビジネスのためのAI「IBM watsonx」ご紹介と活用領域について
~IBMはオープンで信頼できるAIによって、社会の皆様との共創を推進しAI時代の
新しい価値創出に貢献してまいります~」
講師:IBM 日本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業部
テクニカルリーダーシップ事業統括 watsonx事業部
部長 瀬川 喜臣(せがわ よしおみ)氏
概要:オープンAIによる社会共創・価値創造への取組の概要等について紹介します。
(4)講演4
演題:「研究開発に最適!業界最安級、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」のご紹介」
講師:株式会社ハイレゾ GPU事業部 執行役員 福島 修(ふくしま おさむ)氏
概要:中四国初のAI開発用GPUデータセンターの概要等について紹介します。
(5)現地展示・デモ、情報交流会(現地参加者のみ)
セミナー終了後に、講師の皆様等との情報交流(名刺交換等)及びNICTによる現地展示・デモを実施します。現地展示・デモでは、大阪・関西万博にて活用が予定されている同時通訳技術と、多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」について、実演デモやビデオにより紹介します。
4.定員、対象及び参加費
定員:現地会場50名、オンライン配信最大500名
対象:どなたでも参加いただけます。
参加費:無料
5.主催等
主催:四国総合通信局、四国情報通信懇談会
共催:愛媛大学工学部
6.申込方法
参加を希望される方は、令和7年2月24日(月)までに、以下のURLの申込みフォームからお申し込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/d1c273ce257467
※ フォームが表示されない等の場合は、件名を「ICT技術セミナーin松山 参加希望」として、ア 氏名、イ 所属企業、ウ 所属部署・役職等、エ 連絡先(電子メールアドレス・電話番号)、オ セミナーの参加方法(現地参加又はオンライン参加)を記載いただき、以下の送信先電子メールアドレスあてに、令和7年2月24日(月)までに送信してください。
【送信先電子メールアドレス】
shikoku-seisaku_atmark_soumu.go.jp(四国総合通信局情報通信振興課)
(スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。送信の際は「_atmark_」を「@」に変更してください。)
※ 参加申込の際にお知らせいただいた個人情報については、本セミナーの運営のほか、今後、四国総合通信局が主催するセミナー等のお知らせに限り利用します。
[セミナーお問合せ先]
四国総合通信局 情報通信振興課 杉浦、竹森
電話:089-936-5061
電子メール:shikoku-seisaku_atmark_soumu.go.jp
(スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。送信の際は「_atmark_」を「@」に変更してください。)