【延期】【ICT研究交流フォーラム】会員限定 『想定外災害発生時に必要な即興的対応能力創発型教育訓練シナリオの検討及び実証試験の実施』 (NICT委託研究採択案件)の実証視察会のご案内

※ 今般の台風10号の接近に伴い、実証は延期となりました。

 

 令和4年度から令和6年度にかけて、香川大学と徳島大学は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の委託研究(※1)を活用して、強靭でしなやかな(レジリエント)学校教育の実現、地域の防災訓練での活用による地域の強靭化を目指し、VR技術を用いた避難訓練システムを用いて、小中学校等の教育機関を対象とした大規模自然災害から児童生徒の命を守るために不可欠な「即興的対応能力」を教育訓練するシナリオの検討及び実証試験を進めています(※2)。

 本件については、四国情報通信懇談会ICT研究交流フォーラム 『四国研究開発促進支援アドバイザーチーム』(※3)において支援を行ってきたところ、今般、徳島大学にて実施される実証実験視察のご案内をいただきました。つきましては、四国情報通信懇談会の会員様限定にて、下記のとおり参加を募集します。

 

 


 

              記

 

1.開催日時

   令和6年8月30日(金) 13時~15時30分頃

 

.集合場所

徳島大学常三島キャンパス 光応用棟4階409室

(徳島市南常三島町2丁目1番地)

※ 現地集合、現地解散です。

※ お車でお越しの場合、駐車場の利用が可能です。

 

3.内容

 南海トラフ地震による想定外の事態において児童生徒の命を守るためには、現状の避難訓練には課題があり(※)、「即興的対応能力」を培う新たな訓練手法が必要です。

 本実証では、小中学校の教員等にご参加いただき、香川大学と徳島大学が開発した映像技術を用いた避難訓練システムにより、「即興的対応能力」を教育訓練するシナリオを用いた避難訓練(実証)を実施します。(香川大学に整備された避難訓練システムを遠隔地で再現・実施するための実証実験として、徳島大学の教室にて避難訓練(実証)を実施するものです。)

 

(※)従来のシナリオ型避難訓練においては、「マニュアルにないイレギュラーな事象に対して、安全な避難指示が出来なかった」、「教員同士の声のかけあい、連携などの動きの把握が必要」等、想定外事象への対応がうまくいかず混乱した事例が多く報告されています。 

 

4.申込方法(申込期限 令和6年8月22日(木)

本視察のお申込みは、四国情報通信懇談会会員の皆様限定とさせていただきます。参加者総数15名とし、先着順にてお申込みを受け付けます。

参加を希望される場合は、件名を「NICT委託研究実証視察会参加希望」とし、①参加者氏名、②所属団体名、③役職、④連絡先メールアドレス、⑤連絡先電話番号、⑥駐車場の利用予定、⑦その他ご要望等(あれば)、を記載の上、以下のお申込み先メールアドレスまでメールにてお申込み下さい。なお、お申込みを受付けた皆様には、随時当日のご案内メールをご連絡させていただきますが、万が一、8月23日(金)の正午までに事務局からの連絡がない場合は、事務局までお問合せください。

  ※ 期限を過ぎてのお申込みの場合は、事前に次項のお問合せ先までご相談ください。

 

 

お申込み先メールアドレス

shikoku-seisaku_atmark_soumu.go.jp(四国総合通信局情報通信振興課)

(スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。送信の際は「_atmark_」を「@」に変更してください。)

 


(※1)NICT 『データ利活用等のデジタル化の推進による社会課題・地域課題解決のための実証型研究開発』(令和4年度~令和6年度、課題226)

  https://www2.nict.go.jp/commission/keikaku/r04/226_keikaku_g.pdf

 

(※2)『想定外災害発生時に必要な即興的対応能力創発型教育訓練シナリオの検討及び実証試験の実施』(国立大学法人香川大学、国立大学法人徳島大学)

  https://www2.nict.go.jp/commission/keikaku/r04/22604_overview.pdf

 

(※3) 「四国研究開発促進支援アドバイザーチーム」について

   四国情報通信懇談会ICT研究交流フォーラムは、ICT研究者・技術者の立場から四国地域の発展に資することを目的に、四国情報通信懇談会の専門部会として、平成23年5月から活動しております。  

   今般、四国内のさらなる研究交流促進を目的として、研究開発案件組成支援や、研究者ネットワーク形成に関する取組を進めるため、令和4年3月に「四国研究開発促進支援アドバイザーチーム」を設置し、総務省四国総合通信局と連携して、四国管内における研究者の皆様への研究開発案件組成支援を実施しております。

   総務省競争的資金の評価委員経験者でもある「四国研究開発促進支援アドバイザー」及び四国総合通信局は、(1)これから提案を検討される皆様に対して、施策内容に関するご質問や提案・採択に向けた提案の組み立て方に関するアドバイス、(2)既に提案を検討されている皆様に対して、検討状況をお聞きしながら、提案内容のブラッシュアップ等についての個別相談を受け付けております。

   特にNICT委託研究公募においては、四国から多数の採択が出ており、その多くの方に、本アドバイザーチームの案件形成支援をご活用いただいておりますので、ご関心をお持ちの皆様は、お気軽に四国総合通信局までお声がけください。

 

<四国研究開発促進支援アドバイザー>

  高知工科大学 教授 福本 昌弘

   (総務省地域情報化アドバイザー/現SCOPE PO/元SCOPEサポーティンググループ)

  総務省委嘱 地域情報化アドバイザー 坂本 世津夫

   (元SCOPE 地域ICT振興型評価委員会委員長)

  国立研究開発法人 情報通信研究機構 戦略的プログラムオフィス 

   イノベーションプロデューサー 吉田 一志   (元SCOPEサポーティンググループ)

 


[お問合せ先]

 総務省 四国総合通信局 情報通信振興課 杉浦、竹森

 電話:089-936-5061

 電子メール:shikoku-seisaku_atmark_soumu.go.jp

(スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。送信の際は「_atmark_」を「@」に変更してください。)